日本語語源の楽しみ―赤っ恥...
まだ、司馬遼太郎は取っておくことにしてユニークな一冊をご紹介いたしましょう。
岩淵悦太郎著
国語学の第一人者だった岩淵悦太郎が昭和五十年毎日新聞社より上梓した「語源の楽しみ」を復刊したものです。
副題に「赤っ恥をかかない日本語の知恵」とあります。この本にかかれていることを知らなくたって赤っ恥をかくとは限りませんが、日本語独特の言い回しとその意味、語源が問題集形式でかかれており、読み終わるといっぱしの知識人になったような錯覚に陥るかもしれません。(錯覚で終わってはいけませんヨ)
外国語を学ぶのも良いことですが、まずは国語の理解を深めることから始めましょう!
(などと分別くさいことをいうのはやめておきましょ。 アッ、もう言ってしまったか。)

とりあえず、内容の一例を挙げておきましょう。

[問題]
 一〜四のうち、正しいと思う答を一つ選んでください。
けりをつける
 一、完全にする 二、結末をつける 三、大掃除をする 四、親元へ帰す
[解答]
 二、結末をつける
「けりがつく」とも使う。連歌や俳句には、句の切れ目に、助動詞の「けり」を用いたものが多い。
  道のべのむくげは馬に食はれけり 芭蕉
そこで、物事の結末をつけるのを「けりをつける」と言ったのである。

といった具合です。
以下はsantacross2000からの出題です。

[問題]
 「仲間はずれにする」という意味に使われる言葉は次のうちどれでしょう。
 1、村八分(むらはちぶ)
 2、腹八分(はらはちぶ)
 3、そこは恥部(そこはちぶ)

我ながらあまりのばかばかしさに、あえて正解を書く気がしなくなってしまいました。
あしからず。