海苔の佃煮
今回は「おばぁちゃんの味」的な地味な料理ですが、何を隠そうサンタクロスのオリジナルレシピです。
「海苔の佃煮」というと決してメインの料理ではなく食卓の脇役ですが、さりげなく置いてあるとついつい手が出る名脇役ですね。さらに、さらっとお茶漬けなどといったときには欠かせない存在となります。現代の家庭ではこんなものをわざわざ手作りしなくても簡単にお店で買えますが、それは日本でのお話。私の住むマイアミではそう簡単には買えないのですよ。でも、ま、日本の家庭でもお父さんの手作り「海苔の佃煮」があったってこれもまた一興かと存じます。
材料:古くなった海苔(食べきれずに湿気ってしまった海苔)
    ほんの少しの新しい海苔、しいたけ
調味料:醤油、酒、みりん、砂糖
古くなってしまった海苔は食べてもまずい、また捨てるのももったいないということで再利用しようというわけです。この古くなった海苔にほんの少しだけ新しい海苔を混ぜるのが秘訣です。(これは以前、何かの雑誌でナガイの海苔の社長が言っていました。)
まず、海苔を細かく刻まなければいけません。適当な幅の帯状に切った海苔をさらに5mmくらいの幅にハサミで刻んでおきます。この作業が結構面倒なんですよね。古くなった海苔を再利用する、そしてこの刻む作業、このふたつが「おばぁちゃんの味」っぽい所以です。しかしながら、ここは「男たちの手料理」なのでそれらしい豪快な技をご紹介いたします。
なんとそれはペーパーシュレッダーを使って一気に海苔を刻んでしまおうというものです。私はこの技を編み出して以来「海苔の佃煮」作りが楽しくなりました。
ところでなぜ海苔を刻まなければいけないかというと、そのまま使うと固まりになってしまうからです。
刻んだ古い海苔と新しい海苔を適当ななべに入れます。醤油、酒、みりんをそれぞれ2:1:1の割合で海苔を入れたなべに入れ火をかけます。全体の量としては海苔がそこそこに浸る程度。水で戻したしいたけを細かく刻んで一緒に入れます。砂糖は味を見て少し甘い程度。煮立ってきたら、弱火にしてくつくつとしばらく煮ます。時々味を見ながらかき混ぜて砂糖を適宜加えていきましょう。本当はきちんと量を指定すればよいのですが、私の場合自分で味を見ながら作るのでいったいどのくらいの砂糖を入れているのかワカリマセン、あしからず。タダ煮詰めていくうちにだんだん辛くなってきたりしますのでそこで砂糖を入れて調整です。
汁気がなくなってきて味もいいかなというところで出来上がりです。冷めるとさらに汁気がなくなるのでちょっとゆるいかなというところで止めましょう。この間およそ30分から1時間くらいでしょうか。(作る量にもよります。) また、うっかり目をはなして焦がさないように注意してください。

Special Instruction
: しいたけは入れなくてもいいですが、入れると味がぐんとよくなります。また、水で戻した後「いしづき」は必ず取りましょう。 注)「いしづき」というのはしいたけの傘の下についている茎のような部分です。
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